「最近、理由もなくイライラする…」
「疲れているのに、甘いものや脂っこいものが無性に食べたくなる!」
「ダイエット中なのに、ストレスでついドカ食い…もう自己嫌悪…」
そんな経験はありませんか?その尽きない食欲と、ぽっこりしてきたお腹は、あなたの意志の弱さのせいではないかもしれません。実はその裏には、「コルチゾール」というホルモンが深く関わっているのです。
この記事では、なぜストレスを感じると太りやすくなるのか、「ストレスホルモン」とも呼ばれるコルチゾールの働きを分かりやすく解説します。
そして、コルチゾールを上手にコントロールし、ストレスに負けない心と体を作るための「食事アプローチ」を具体的にご紹介。食べることを我慢するのではなく、賢く選んでストレス太りのループから抜け出しましょう!😉
なぜ?ストレスで太る「コルチゾール」の怖い仕組み

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種。私たちがストレスを感じた時に、体と心を守るために血糖値や血圧を上げて、エネルギーを生み出そうとする、本来は必要不可欠な「抗ストレスホルモン」です。
しかし、慢性的なストレスによってコルチゾールが過剰に分泌され続けると、ダイエットにとっては非常に厄介な働きをしてしまうのです。
仕組み①:“偽りの食欲”を暴走させる 🍰
コルチゾールは、血糖値を上昇させます。すると、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌され、結果として血糖値が急降下。この血糖値の乱高下が、強い空腹感や、甘いもの・脂っこいものへの渇望を引き起こします。これが「エモーショナルイーティング(感情的な食事)」の正体です。
仕組み②:お腹周りに脂肪を溜め込む 😱
コルチゾールは、使われなかったエネルギーを脂肪として蓄える働きを促進します。特に、内臓脂肪としてお腹周りに脂肪を溜め込みやすいという特徴が。ストレスを感じる人ほど、ぽっこりお腹になりやすいのはこのためです。
仕組み③:筋肉を分解して代謝を下げる 📉
さらに困ったことに、コルチゾールは筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。筋肉量が減ると基礎代謝が低下するため、どんどん痩せにくく、太りやすい体質になってしまうという悪循環に陥ります。
コルチゾールをコントロール!ストレスに効く5つの栄養素

ストレスに強い体を作るには、コルチゾールの分泌を正常に保つ栄養素を積極的に摂ることがカギとなります。
① トリプトファン(幸せホルモン「セロトニン」の材料)
心の安定を保ち、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの材料となる必須アミノ酸。精神を安定させ、食欲のコントロールにも役立ちます。
【多く含む食材】
赤身肉、カツオ・マグロなどの青魚、大豆製品(豆腐・納豆)、乳製品(チーズ・ヨーグルト)、バナナ、ナッツ類
② ビタミンC(抗ストレスビタミンの代表格)
コルチゾールの過剰な分泌を抑える働きがあります。ストレスを感じると体内で大量に消費されるため、意識してたっぷり摂りたい栄養素No.1です。
【多く含む食材】
パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツ、柑橘類、いちご
③ マグネシウム(天然の精神安定剤)
神経の興奮を鎮め、筋肉の緊張をほぐす働きがあるミネラル。「天然の精神安定剤」とも呼ばれ、不足するとイライラしやすくなります。
【多く含む食材】
海藻類(わかめ・あおさ)、ほうれん草、ナッツ類、玄米、豆腐、ごま
④ ビタミンB群(心のエネルギー源)
神経伝達物質の合成を助け、エネルギー代謝をサポートすることで、ストレスへの抵抗力を高めます。特にビタミンB6はトリプトファンからセロトニンを作る際に不可欠です。
【多く含む食材】
豚肉、レバー、うなぎ、カツオ、マグロ、卵、玄米
⑤ オメガ3脂肪酸(脳を癒す良質な油)
脳の機能をサポートし、コルチゾールレベルを下げる効果が期待されています。イライラや気分の落ち込みを和らげる働きも。
【多く含む食材】
青魚(サバ・イワシ・サンマ)、アマニ油、えごま油、くるみ
まとめ:食事を「敵」から「味方」に変えよう
ストレスによるドカ食いや体重増加は、決してあなたのせいではありません。体の仕組みを正しく理解し、食事を「我慢するもの」から「自分を整えるためのツール」へと変えていきましょう。
- ストレス太りの犯人: 「コルチゾール」の過剰分泌
- 対策: コルチゾールをコントロールする栄養素を積極的に摂る
- おすすめの一歩:
- おやつをチョコからナッツやバナナに変える
- ランチにお味噌汁(豆腐とわかめ入り)をプラスする
- 夕食に焼き魚を取り入れる
食事の改善は、最高のセルフケアです。
自分を責めるのをやめて、まずは一口、あなたの体をいたわる食べ物を選んでみませんか?その一口が、心と体の良い循環を生み出す、大きな一歩になりますよ✨。
※本記事は情報提供を目的としており、医師の診断に代わるものではありません。ストレスによる心身の不調が続く場合は、専門医にご相談ください。