1.角栓とは
角栓と聞いて思い浮かぶのは、顔の毛穴に詰まった皮脂や角質のことでしょう。
ケアを怠ると、ニキビの元にもなる、憎きこの角栓ですが
肌に良い役割もあることはご存知でしょうか。
実は ほどよく溜まった角栓は外部の細菌などから毛穴を守ってくれているのです。
そして、古くなった角栓は皮膚のターンオーバーによって
自然に剥がれおちていき、また新たな角栓ができるもの。
ただし、毛穴全体を塞いでしまうほど 大きくなりすぎた角栓は
皮脂や角質が過剰に作られてしまい
なかなか自然には排出されず、古いものがどんどん溜まっている状態。
ほおっておくと 今後、ニキビなどの肌トラブルへと繋がる危険性もあるほど
困った事態なのです。
かといって、無理矢理取ろうとすると、悪循環に陥り
どんどん角栓は大きくなってゆくばかりです。
この憎き角栓を残したまま、モヤモヤした気持ちを溜め込んで生きていくなんて・・・
大丈夫です。
そもそも角栓をとらなければ!と思い込まないことです。
小さくすれば目立ちません
どうすれば、大きな角栓を小さくできるのでしょうか。
具体的には正しい洗顔を行い生活習慣を見直すと良いでしょう。
こんな簡単なこと? と思うかもしれませんが
継続するには、少し気合いが必要かも知れませんね。
では見ていきましょう
2.角栓のケア
・洗顔対策
角栓を小さくしようとして、ゴシゴシとこする洗顔をしていませんか?
肌を痛めては、皮膚のターンオーバーにも悪影響を及ぼします。
できる限り、短時間で優しく洗うように心がけましょう。
・生活習慣
脂っぽい料理ばかりを食べていると、皮脂を多く作り出す原因にもなります。
野菜などをいつもより多めに取り入れて食事の皮脂を減らしましょう。
また、夜の十分な睡眠を取ることで、皮膚の新陳代謝を高めます。
皮膚のターンオーバーは主に、22時〜26時の間のゴールデンタイムに、行われると言われています。この時間には床につくように心がけたいものです。
そして適度な運動をとることも重要でしょう。
運動はストレス解消にもよく、ホルモンバランスも安定するので女性なら
他の様々な悩みも解消され、一石二鳥かもしれません。
おわりに
洗顔や普段の生活習慣こそが角栓をつくる原因だとお分かり頂けましたでしょうか。人によってはいつも使っている洗顔料やクレンジング剤の洗浄力が強過ぎて肌が痛んでる場合もあります。
まずは基礎化粧品を見直し、自分に合ったものかどうか、見極めることからはじめてみましょう。