ジャムウとはインドネシアに古来より伝わる、ハーブなどの天然の植物を調合した成分。漢方のハーブ版のようなもので、美容や健康のために利用されている。ちなみに「ジャムウ」はインドネシア語で「客、もてなす、植物などからつくられた薬」という意味である。調合に用いられる代表的な素材は、ユーカリ、しょうが、うこんなど。
主な効能は、老化の防止、細胞の活性化、ホルモンバランスの正常化。その他に生理痛の軽減や美容効果にも効果があるとされている。
日本では石けんに配合するのが最も一般的な利用方法である。その際には防腐剤や安定剤などを一切使わず、ほとんど自然の成分で作られることが多い。石けん以外では、クリーム、軟膏、オイル、シェービングジェル、サプリメントなどにも使用されている。
発祥国であるインドネシアでも健康維持のために幅広く用いられており、その調合はドゥクンと呼ばれる専門家が行うこともあれば、一般家庭において代々受け継がれてきたものなど多岐にわたる。(使用画像はイメージです)