たるみはエイジングのサイン!早めに対策を!

たるみとは

しみ、しわに加えて年齢を重ねるとともに気になるのが「たるみ」。鏡の前で、下がってしまった肌を見ながら深いため息をつく方も多いでしょう。若々しさを保つためにも、たるみの原因を知り、予防していきましょう!

1たるみの原因

表皮・真皮・皮下組織の3層からできた皮膚の下には脂肪組織と筋肉があります。若い人の肌は、新陳代謝が盛んなため、細胞がみずみずしく弾力が保たれています。それならば、加齢こそがたるみの原因なのでしょうか?

いいえ、答えは「NO」です。信じられないかもしれませんが、実はその原因のほとんどが長年の生活習慣からくるものなのです。

・紫外線

紫外線、特にUVAが真皮層というところまで届き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す「線維芽細胞」にダメージを与える。これがダメージを受けることで酵素が過剰分泌され、肌の弾力が失われます。女優やバレリーナなど子どもの時から日に焼いていない生活をしている方の肌年齢が若いのは、紫外線を浴びていないからだといえます。

・食事や睡眠

食事のバランスが悪いと線維芽細胞に十分な栄養が行き渡らず、ハリが失われます。また睡眠不足や睡眠の質の悪さも肌のたるみの原因となります。

・乾燥

乾燥した状態になると、真皮層に水分が十分に行き渡らない状態となり、肌への負担が大きく、みるみる調子が悪くなっていきます。

・猫背

背中が丸まり顎が突き出る姿勢を続けていると、たるみやすくなります。これは、頬に下方向の力が加わることが原因といわれています。

2.たるみの対策

・紫外線対策

最近では様々な紫外線対策グッズが増えてきていますが、最も基本となるのは、日傘や化粧下地などを使用して日焼けを予防することです。しかし、もし焼けてしまった場合は、すぐさま保湿をして冷やすようにしてください。これはメラニンが肌に沈着することを防ぐ効果があります。

・バランスの良い食事

炭水化物やたんぱく質、ビタミンミネラルをバランスよく摂るようにしましょう。栄養素が偏れば、美肌に必要なの栄養も不足してしまいます。しかし、食べ過ぎには注意。もちろん無理なダイエットも禁物。もし食事のカロリーが気になる場合は、運動を取り入れてみましょう。全身のたるみも改善されて一石二鳥です。

・睡眠

寝不足は禁物!最適な睡眠時間を確保した上で、さらに良質な睡眠を心がけ流と良いでしょう。まず、私たちは入眠してから3〜4時間経つ頃に成長ホルモンが分泌されると言われています。この成長ホルモンは肌のハリを保つためには欠かせない存在。途中で目が覚めたり、寝付けないなど、睡眠障害に陥らないためにも、しっかりと熟睡する必要があります。おすすめは睡眠の2〜3時間前に行う半身浴。ベッドに入る際に体温が下がり、心地よい眠気を誘うことができます。

・保湿

保湿とは肌にある水分を保つということ。ハリのある肌は潤いをキープしてこそ。毎晩きちんとスキンケアを行えばいいわけですが、きっと「毎日、保湿に励んでいるのに!」と嘆く方もいるでしょう。そんな悩みをお持ちであれば、まず肌の潤いに必要な体内にある保湿成分「ヒアルロン酸」、「セラミド」のそれらの成分がお手持ちの美容液などに入っているか確認しましょう。さらに「エタノール」が入っていたら要注意!あなたのスキンケアこそが逆に肌を乾燥させる原因になっていることも。こうやって成分を確認することはスキンケアではとても重要。必要な成分が入ってなければ、せっかくのケアも意味がありません。

3.まとめ

上記のたるみ対策以外にも

・顔の表情筋を鍛える

・正しい姿勢を保つ

・フェイスマッサージや頭皮マッサージを行う

・たばこを吸わない

・ヒアルロン酸を注入する、レーザー治療

など・・・上げればキリがないほどたるみ対策は存在します。

すぐに結果を期待できるものからじわじわと実感につながるものまで。

何にせよ、予防は早いに越したことはありません。

まずは、もっとも手軽なものから始めてみるといいかもしれませんね。