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2021年6月

  • 2021年6月22日
  • 2021年6月17日

エステル油

 エステル油とは、精製された原料を使って人工的に製造された油性基材である。精製された原料とは、この場合、動植物の油脂や石油などである。一口にエステル油といっても様々な種類があり、原料によって性質や形状も変わる。共通する性質を挙げると、べとつきが少ない、使用感や酸化安定性に優れるなど。  多くの種類が […]

  • 2021年6月22日
  • 2021年6月17日

アクリル樹脂アルカノールアミン液

 アクリル樹脂アルカノールアミン液とは、アクリル系の合成ポリマーの一種。アクリル樹脂の硬さや被膜の密着性を改良したもの。アクリル酸アルキルコポリマーAMPとも呼ばれる。白色の粉末または球状の個体でわずかに特有のにおいがある。  耐水性がある被膜形成剤としてヘアスプレーやセットローションに使用されてい […]

  • 2021年6月21日
  • 2021年6月17日

キャンデリラロウ

 キャンデリラロウとは、半乾燥地域に生息するトウダイグサ科のキャンデリラから抽出される植物性の天然ワックス。黄褐色で常温では固形を示す。樹脂のような特有のにおいがある。主成分は高級脂肪酸と高級アルコールとのエステル。  温度耐性、光沢性、展延性、分散性、保存性に優れ、炭化水素含有量が40~50パーセ […]

  • 2021年6月20日
  • 2021年6月17日

ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン

 ビニルピロドリンとは非イオン性の親水性の分子。その重合体(ポリマー)をポリビニルピロリドンという。ポリビニルピロリドンは、白色の粉末ないし無色の液体。PVPやPVPコポリマーと表記される場合もある。 水やアルコール、様々な樹脂に溶けやすいが、炭化水素には溶けない。吸湿性、接着性に優れ、被膜形成作用 […]

  • 2021年6月19日
  • 2021年6月17日

固形パラフィン

 固形パラフィンとは、石油原油を蒸留し、精製することで得られるメタン系炭化水素の混合物である。一般的にいえばロウソクのこと。白色~半透明の個体でにおいはない。石蝋、パラフィン蝋、混合ワックスなどの別名があり、また単にパラフィンと呼ばれることもある。  酸化変敗しない、乳化しやすい、温度によって硬さが […]

  • 2021年6月17日
  • 2021年6月17日

BG

 BGとは、ブチレングリコールの略でアルコールの一種。石油から得られるエチレンに水を加え、化学物質と合成することで作られる。やや粘り気のある透明な液体。その性質はアルコールであることに由来して保湿、抗菌作用がある他、香りを長持ちさせる保香性にも優れる。エタノールより刺激が弱く、グリセリンより抗菌性が […]

  • 2021年6月16日
  • 2021年6月17日

グリチルリチン酸

 グリチルリチン酸とは、カンゾウ(甘草)の根から抽出される成分である。このグリチルリチン酸とカリウム塩で構成された物質が、グリチルリチン酸ジカリウム。別名グリチルリチン酸2kである。ステロイドに似た構造を持っている。  グリチルリチン酸には優れた抗炎症作用、抗アレルギー作用、細菌発育阻止があることか […]

  • 2021年6月15日
  • 2021年6月17日

ひまし油

 ひまし油とは、トウダイグサ科のトウゴマ(ヒマとも呼ばれる)の種子から採油される油脂。主成分はリシノール酸(80~90パーセント)。その他、オレイン酸(7~10パーセント)、リノール酸(3~4パーセント)、飽和脂肪酸(2~3パーセント)を含む。  このひまし油の特徴は、アルコールに溶けやすいことと、 […]

  • 2021年6月14日
  • 2021年6月17日

メタクリルアミド

 メタクリルアミドとは、アクリルアミドを母体とした合成高分子の一種。メチルアクリルアミドとも呼ばれる。無色の個体。  主に工業分野で利用されており、織物の仕上げ剤や紙仕上げ剤、コーティング剤、縮合剤などに使われるエマルジョンやラテックスの原料となる。  化粧品ではカルボイキシビニルポリマ−やカラギー […]

  • 2021年6月14日
  • 2021年6月17日

椿油

 椿油とは、ツバキの種から抽出される油である。色は黄色っぽく、特有のにおいがある。不乾性油に属するため、長時間大気中に放置しても乾燥被膜を形成しない。主な成分はオレイン酸(85~95パーセント)、リノール酸。 このオレイン酸は、人間の皮脂に最も近いといわれている成分である。したがって、肌との親和性も […]