オクチルドデセス

 オクチルドデセスとは非イオン(ノニオン)系界面活性剤の一種。ステアリルアルコールに酸化エチレンを加えることで得られる。

 その特長は乳化力に優れること。したがって、化粧品では主に乳化を目的として乳液やクリームなどの製品に配合されている。

 数ある界面活性剤の中で、オクチルドデセスを含む非イオン系界面活性剤がこれらに配合されるのは、非イオン系界面活性剤が比較的刺激の少ない成分だからである。肌に長時間塗布する乳液やクリームは、肌への影響が最も重視されるため、皮膚刺激の少ない非イオン系界面活性剤が選ばれる。

 陽イオン(カチオン)や陰イオン(アニオン)のイオン系界面活性剤は、非イオン系界面活性剤に比べ刺激は強いが、洗浄力が強いため、洗浄を目的としたシャンプー、洗顔料などに用いられる。陽イオン系界面活性剤は、その他にも帯電防止剤としてトリートメントなどに使われている。 (使用画像はイメージです)