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ヘアケア系成分

  • 2021年6月16日
  • 2021年6月17日

グリチルリチン酸

 グリチルリチン酸とは、カンゾウ(甘草)の根から抽出される成分である。このグリチルリチン酸とカリウム塩で構成された物質が、グリチルリチン酸ジカリウム。別名グリチルリチン酸2kである。ステロイドに似た構造を持っている。  グリチルリチン酸には優れた抗炎症作用、抗アレルギー作用、細菌発育阻止があることか […]

  • 2021年6月15日
  • 2021年6月17日

ひまし油

 ひまし油とは、トウダイグサ科のトウゴマ(ヒマとも呼ばれる)の種子から採油される油脂。主成分はリシノール酸(80~90パーセント)。その他、オレイン酸(7~10パーセント)、リノール酸(3~4パーセント)、飽和脂肪酸(2~3パーセント)を含む。  このひまし油の特徴は、アルコールに溶けやすいことと、 […]

  • 2021年6月14日
  • 2021年6月17日

メタクリルアミド

 メタクリルアミドとは、アクリルアミドを母体とした合成高分子の一種。メチルアクリルアミドとも呼ばれる。無色の個体。  主に工業分野で利用されており、織物の仕上げ剤や紙仕上げ剤、コーティング剤、縮合剤などに使われるエマルジョンやラテックスの原料となる。  化粧品ではカルボイキシビニルポリマ−やカラギー […]

  • 2021年6月14日
  • 2021年6月17日

椿油

 椿油とは、ツバキの種から抽出される油である。色は黄色っぽく、特有のにおいがある。不乾性油に属するため、長時間大気中に放置しても乾燥被膜を形成しない。主な成分はオレイン酸(85~95パーセント)、リノール酸。 このオレイン酸は、人間の皮脂に最も近いといわれている成分である。したがって、肌との親和性も […]

  • 2021年6月11日
  • 2021年6月17日

ポリリン酸

 ポリリン酸とは、3個以上のリン酸が鎖状に脱水縮合した成分である。肉製品の保水性や粘着性を強める働きがあることから、食品添加物に使用されたり、歯面に付着したステインを剥がす効果があることから歯磨き粉にも使用されている。  細胞の増殖効果もあり、育毛剤の成分としての研究もされたが、その際、問題となった […]

  • 2021年6月10日
  • 2021年6月17日

ミノキシジル

 ミノキシジルは、もともとは1970年代(昭和45年から55年)にアメリカで開発された、悪性高血圧症に対する経口血圧降下剤であった。しかし、使用後に患者の全身の毛が濃くなったことから、育毛成分としての研究が実施され、その結果、脱毛症に有効であることが認められた。これを受け、1980年代(昭和55年か […]

  • 2021年6月9日
  • 2021年6月17日

加水分解ケラチン

 加水分解ケラチンとは、表皮の角質層や爪、毛髪などにも含まれるケラチンタンパク質を加水分解した成分である。ケラチンタンパク質には含硫アミノ酸のシスチンが多く含まれており、このシスチンの結合を分断し、酸、アルカリ、酵素などで加水分解する。水溶液と粉末のものがあり、それぞれ加水分解ケラチン液、加水分解ケ […]

  • 2021年6月8日
  • 2021年6月17日

冬虫夏草エキス

 冬虫夏草(とうちゅうかそう)は、コウモリガに寄生するキノコの名称である。名の由来は、このキノコが冬は虫の中に潜み、夏になると草のように伸びることからきている。コウモリガ以外の昆虫に寄生するものは「虫草」と呼ばれるが、日本では虫草も含めて冬虫夏草と呼ばれている。この冬虫夏草から抽出された成分を冬虫夏 […]

  • 2021年6月7日
  • 2021年6月17日

ニンジン抽出液

 ニンジン抽出液とは、ウコギ科の多年草であるオタネニンジン(朝鮮人参・高麗人参)から抽出される成分で、ニンジンエキス、オタネニンジンエキス、高麗人参エキスとも呼ばれている。  その中には、サポニン配糖体やビタミン、ミネラル、アミノ酸、ペプチドグルカンなどが含まれており、これらの成分には、滋養・強壮や […]

  • 2021年6月4日
  • 2021年6月17日

トウガラシエキス

 トウガラシエキスとは、ナス科の植物である唐辛子の果実から抽出されるエキスである。含有する主な成分は、辛味成分であるカプサイシン、そしてβカロチンやルテイン。これらの総合的な作用には血管拡張、血行促進、鎮痛作用、健胃作用、コレステロール低下作用など多くの働きがある。  用いられる製品も幅広く、タバス […]