YEAR

2021年

  • 2021年11月4日
  • 2021年6月26日

ポリオレフィン

 ポリオレフィンとは、アルケン(エチレン系炭化水素の総称。オレフィンともいう)の重合体の名称。エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレンなどの分子量の低いオレフィンないしジオレフィンを重合することで作られる。  耐引裂性や耐衝撃性が高く、防水性・防湿性、耐薬品性にも優れる。その他にも、軽量であるこ […]

  • 2021年11月1日
  • 2021年6月26日

ミリスチン酸

 ミリスチン酸とは、ヤシ油やパーム核油を加水分解後、蒸留精製することで得られる脂肪酸。白色で油性の個体で、特有のにおいがある。ヤシ油やパーム核油に多く含まれるため、これらから抽出されることが一般的だが、実はほとんどの動植物性の油脂に含まれている。  主用途としてエステルの原料に使われている。ミリスチ […]

  • 2021年10月25日
  • 2021年6月26日

ラウリン酸

 ラウリン酸とは、炭素数12の飽和脂肪酸。ドデカン酸とも呼ばれる。ヤシ油や月桂樹の果肉油などの植物油に多く含まれており、それらを加水分解した後、蒸留精製することで得られる。無色~白色の針状結晶で特有のにおいがある。エーテル、ベンゼンなどの有機溶剤にはよく溶けるが、水には溶けない。  化粧品では、製品 […]

  • 2021年10月20日
  • 2021年6月26日

酢酸ブチル

 酢酸ブチルとは、酢酸エチルと同様、溶剤として使われることの多い化学物質。無色で果実の香りがすることも共通している。性質も似通っており、エステルやエーテルによく溶ける。  化粧品では、被膜形成剤であるニトロセルロースや顔料を溶かす溶剤として利用されている。ネイルエナメルのベースの柔軟性を高めたり、仕 […]

  • 2021年10月18日
  • 2021年6月26日

ラウロイル

 ラウロイルとは、ラウリン酸と他の成分とを合わせた物の頭文字につけられる名称。代表的なものは、アラニンとの縮合物であるラウロイルメチルアラニンNaや、グルタミン酸ナトリウムとの縮合物であるラウロイルグルタミン酸Na、蚕の絹繊維で構成されたタンパク質との合成物であるラウロイル加水分解シルクNaなど。 […]

  • 2021年10月11日
  • 2021年6月26日

乳化物

 乳化物とは、水と油のような互いに混じり合わない物質同士の、どちらか一方が細粒の形で、他方の物質の中に均一に分散しているものである。エマルションとも呼ばれる。乳化することで生成され、基本素材は水・油・乳化剤で構成される。牛乳やバター、生クリームがその代表的なもので、食品工業では広く利用されているプロ […]

  • 2021年10月11日
  • 2021年6月26日

水酸化カリウム

 水酸化カリウムとはカリウムの水酸化物。無色の結晶。水酸化ナトリウムと並ぶ代表的なアルカリ剤として知られている。別名は水酸化k。  古くは炭酸カリウムを水酸化カルシウムで複分解することで作られていたが、今日では塩化カリウム水溶液を電解する方法で製造される。ちなみに、水酸化ナトリウムを作る場合も、塩化 […]

  • 2021年10月11日
  • 2021年6月26日

リモネン

 リモネンとは、みかんやオレンジ、レモンなどの柑橘類の皮から、採取・生成される天然の油成分。柑橘系の香りがする無色の液体。分子式は同じだが、性質の異なるd-リモネン、i-リモネン、ジペンテンの3種がある。d-リモネンはレモン・オレンジなどに、i-リモネンはスペアミント・はっかなどに、ジペンテンはテレ […]

  • 2021年10月8日
  • 2021年6月26日

ジャムウ

 ジャムウとはインドネシアに古来より伝わる、ハーブなどの天然の植物を調合した成分。漢方のハーブ版のようなもので、美容や健康のために利用されている。ちなみに「ジャムウ」はインドネシア語で「客、もてなす、植物などからつくられた薬」という意味である。調合に用いられる代表的な素材は、ユーカリ、しょうが、うこ […]

  • 2021年10月7日
  • 2021年8月7日

角栓とは上手に付き合うことが大切

1.角栓とは 角栓と聞いて思い浮かぶのは、顔の毛穴に詰まった皮脂や角質のことでしょう。 ケアを怠ると、ニキビの元にもなる、憎きこの角栓ですが 肌に良い役割もあることはご存知でしょうか。 実は ほどよく溜まった角栓は外部の細菌などから毛穴を守ってくれているのです。 そして、古くなった角栓は皮膚のターン […]