• 2021年9月3日
  • 2021年6月26日

アルブチン

アルブチンとは美白成分として知られるハイドロキノンの誘導体。無色の針状結晶。コケモモや西洋ナシの葉や皮から抽出される天然物と、糖とハイドロキシンを合成することで得られる合成物があるが、水やアルコールへの溶けやすさから、化粧品では合成物がよく使われている。また、アルブチン自体にもα-アルブチン、β-ア […]

  • 2021年9月1日
  • 2021年6月26日

オウバクエキス

 オウバクエキスとは、ミカン科の植物であるキハダ(オウバク)およびキハダの同属植物の樹皮から抽出される成分。黄色~褐色の液体で、わずかに特有のにおいがある。構成される主な成分は、ベルべリンをはじめとするアルカロイド類、フラボノイド、ステロイド類など。  抗炎症作用や抗菌作用、収れん効果(体内の組織や […]

  • 2021年8月30日
  • 2021年6月26日

シクロペンタシロキサン

 シクロペンタシロキサンとはシリコンオイルの一種。シロキサン結合を骨組みとした環状の重合物で、主としてデカメチルペンタシロキサンからなる。無色透明の液体で味やにおいもない。  揮発性があることが特徴。肌に塗った後は揮発することでオイル分が失われていき、さっぱりとした軽い使用感が得られる。他の化粧品成 […]

  • 2021年8月30日
  • 2021年6月26日

コメ胚芽油

 コメ胚芽油とはイネの種子から抽出される粘性のオイルである。原料は米ぬか。主成分はトリグリセリドで、γ-オリザノールを筆頭に、トコフェノール、トコトリエノール、植物ステロールといった有効成分を多く含んでいる。その他にも、オレイン酸やリノール酸、ビタミンAやビタミンBなども豊富である。  これら成分の […]

  • 2021年8月29日
  • 2021年6月26日

マイクロクリスタリンワックス

 マイクロクリスタリンワックスとは、石油ワックス(石油原油中にある固形の炭化水素)の1つ。白色~淡黄色の微結晶体。石油ワックスは日本工業規格により、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタムの3種がある。このうちマイクロクリスタリンワックスは炭素数30~60程度、分子量500~8 […]

  • 2021年8月29日
  • 2021年6月26日

ヘキシルデカノール

 ヘキシルデカノールとは、油性原料となる多価アルコールの一種。化学的に安定した性質を有し、酸化もしにくいことが特徴。他の物質に対する溶解性も高い。  その他に、優れた水分透過性や保湿性、低揮発性をもつことから口紅やリップなどの化粧品にも配合されている。  副作用ではアレルギーが報告されている。(使用 […]

  • 2021年8月28日
  • 2021年6月26日

ポリメチルシルセスキオキサン

 ポリメチルシルセスキオキサンとは、メチルトリメトキシシランの重合体。粉末状のシリコーンである。シリコーンとはケイ素系からなる合成ポリマーのこと。ポリメチルシルセスキオキサンの他にも、シロキサン、メチコン、ジメチコン、トリメチコンなどの名称がつく化合物はシリコーンである。  シリコーンの特徴には、高 […]

  • 2021年8月23日
  • 2021年6月26日

ポリソルベート

 ポリソルベートとは、非イオン(ノニオン)系合成界面活性剤の一種。自然界に広く分布するソルビトールと、脂肪酸を加熱反応することで生成されるソルビタン脂肪酸エステルに、エチレンオキシドを縮合反応させることで得られる。  ポリソルベート20、40、60、80などいくつかの種類があり、この数字が大きいほど […]

  • 2021年8月23日
  • 2021年6月26日

スクワラン

 スクワランとは、深海鮫の肝臓から採油された主成分に、水素を加え状態を安定させたものである。前述の主成分そのものはスクワレンと呼ばれる。  このスクワレンは、他の動植物の体内でも作られており、人間の皮脂中にも3~4パーセントほど含まれている。18歳を過ぎた頃から次第に減っていくが、スクワレンが減少す […]

  • 2021年8月22日
  • 2021年6月26日

カルナウバロウ

 カルナウバロウとは、南米に生息するカルナウバロウヤシから得られる植物性の天然ワックスである。色は淡黄色~淡褐色。常温では個体を維持する。主成分はセロチン酸ミリシルなどの脂肪酸と高級アルコールからなるエステル。  融点が高く夏季でも軟化変形しない性質と、優れた光沢性から、主に製品の形状の維持や粘度の […]