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2021年7月

  • 2021年7月16日
  • 2021年6月26日

アスコルビン酸

 アスコルビン酸とはビタミンCのこと。AsAと略記されることもある。レモンやオレンジなどの果実や野菜に多く含まれている。現在では純度の高い結晶が工業的に製造できるため、天然品から抽出することはない。  ビタミンCには、皮膚や腱、骨、血管にある繊維成分(コラーゲン)の生成に強く関わっている。また、強い […]

  • 2021年7月15日
  • 2021年6月26日

フェニルトリメチコン

 フェニルトリメチコンとは、石英などから精製されるシリコンオイルの一種。メチル基の他にフェニル基をもつ。メチルフェニルポリシロキサンとの成分名もある。  撥水性や潤滑性に優れ、肌などに塗布した場合は、ツヤのある被膜を形成する働きがある。他の化粧品成分、特にアルコール系溶媒との相溶性にも秀でており、ま […]

  • 2021年7月14日
  • 2021年6月26日

チモール

 チモールとは、殺菌消毒成分の一種。無色の結晶ないし結晶性の粉末。洗浄性と刺激性が強く、ツンとしたシャープな香りがある。  細菌や真細菌のタンパク質を変容させる働きがあり、このことから殺菌、防腐を目的とした製品に利用されている。  代表的なものでいえば、虫歯の穴や根幹の消毒、歯髄炎の鎮痛・鎮静を目的 […]

  • 2021年7月12日
  • 2021年6月26日

ホップエキス

 ホップエキスとは、ビールに欠かせない原料として知られる、クワ科植物のホップの雌花穂から抽出される成分。褐色~赤褐色の液体で、わずかに特有のにおいがある。  タンニン、フラボン配糖体、精油成分であるフムロンなどの有効成分を含み、保湿、収れん、消炎、鎮痛、抗菌、洗浄作用がある。  活性型男性ホルモンで […]

  • 2021年7月10日
  • 2021年6月26日

天然香料

 天然香料とは、天然に存在する香りのある物質から、抽出、濃縮、搾油、蒸留などの分離操作により香り成分を採取したものを指す。食品衛生法の定義は以下の通りである。天然香料とは、動植物から得られたもの、またはその混合物で、食品の着香を目的で使用される添加物をいう。  植物から採取した植物性香料と、動物から […]

  • 2021年7月9日
  • 2021年6月26日

トリエチルヘキサノイン

 トリエチルヘキサノインとは、トリオクタノインの名称を改めたもの。2-エチルヘキサンとグリセリンを化学合成した油成分。別名トリエチルヘキサン酸グリセリル。  植物油に比べ酸化しにくく、さっぱりとした感触でもつことが特徴で、肌への馴染もよく、また、保湿性や柔軟性にも優れる。他のオイル成分との相溶性もよ […]

  • 2021年7月7日
  • 2021年6月26日

ニトロセルロース

 ニトロセルロースとは、セルロースの硝酸エステル。合成ポリマーの一種。一般的には硝酸線維素、硝酸セルロースと呼ばれている。精製乾燥したセルロースを、硝酸、硫酸、水の混合物に常温で浸すことによって作られる。白色で形は綿状、フレーク状、粒状など様々。  固めの皮膜を形成し、ネイルエナメルに使われる溶剤や […]

  • 2021年7月6日
  • 2021年6月26日

炭酸カルシウム

 炭酸カルシウムとは、炭酸のカルシウム塩のこと。白色の個体ないし無色の結晶。炭酸Caと表記されることもあり、また工業部門では炭カルとの略称もある。天然からは方解石、大理石、石灰石、あられ石などの鉱石として採掘される。工業的には、石灰石を粉砕し、ふるいにかけて微粉を集めたり、石灰乳に二酸化炭素を吹き込 […]

  • 2021年7月5日
  • 2021年6月26日

加水分解カゼイン

 加水分解カゼインとは界面活性剤の一種。牛乳や豆類に含まれる複合タンパク質であるカゼインを、加水分解することで得られる。ミルクプロテインとも呼ばれる。 カゼインは牛乳中には約3パーセント含まれており、タンパク質を構成する主要要素となっている。通常はカルボキシル基やリン酸基と結合したカルシウムと複化合 […]

  • 2021年7月2日
  • 2021年6月26日

フィナステリド

 フィナステリドは男性ホルモンを抑制する抗アンドロゲン薬の一種である。 毛細胞の機能の低下や抜け毛の原因とされる男性ホルモンの一つ、ジヒドロテストステロン(以下DHT)に働きかけ、DHTの生成を抑制し、男性型脱毛症(以下AGA)の進行を遅らせる作用を持つ。もともとは前立腺誇大や前立腺がんの治療に使わ […]