• 2021年7月28日
  • 2021年6月26日

キシリトール

 キシリトールとは、樺や樫などの樹皮、サトウキビの搾りかすなどから得られる天然の甘味料の一種。五炭糖の糖アルコール。キシリットとも呼ばれる。白色の結晶ないし粉末で、においはなく甘みがあることが特徴。その糖度はすべての糖アルコールの中で最もあり、砂糖と同等の甘味度である。しかしカロリーは砂糖の四分の三 […]

  • 2021年7月26日
  • 2021年6月26日

ヒドロキシエチルセルロース

 ヒドロキシエチルセルロースとは、植物の細胞膜や繊維の主成分であるセルロースとヒドロキシエチルの酸化化合物。簡単にいえば植物繊維を水に溶けやすい状態に転化させた成分。  水溶液の安定性や増粘性に優れ、高い皮膜形成効果を有する。このことから、化粧品では水溶性増粘剤、分散剤、結合剤として、主にシャンプー […]

  • 2021年7月26日
  • 2021年6月26日

パルミチン酸K

 パルミチン酸Kとは、合成界面活性剤の一種。ヤシ油やパーム油などの植物油に多く含まれるパルミチン酸をアルカリ反応させることで作られる、パルミチン酸のカリウム塩。パルミチン酸カリウム、ヘキサデカン酸とも呼ばれる。白色~微黄色の粉末ないしフレーク状で、水、エタノールに溶ける。  パルミチン酸は肌への浸透 […]

  • 2021年7月25日
  • 2021年6月26日

黄色4号、黄色5号

 黄色4号、黄色5号とはどちらも合成着色料(タール色素)の一種。名前の通り黄色の染料である。黄色系の着色料はこの2種のみである。別名はそれぞれタートラジン、サンセットイエロー。黄色4号はタール色素の中でも最も頻繁に使われている。  もちろん用途は黄色に着色することだが、単体で使用するばかりでなく、赤 […]

  • 2021年7月23日
  • 2021年6月26日

酸化亜鉛

 酸化亜鉛とは、酸素と亜鉛の化合物。亜鉛華との名称もある。白色の細かい粉末で、純度が高くなるほど透明になる。味・におい共になし。炭酸亜鉛や可溶化亜鉛溶液、亜鉛鉱石から工業的に合成されるが、ニュージーランドでは、天然ものとして紅亜鉛鉱が産出される。  酸化チタンには及ばないが、被膜作用、紫外線遮断作用 […]

  • 2021年7月21日
  • 2021年6月26日

シネオール

 シネオールとは、フトモモ科のユーカリや、その近縁植物の葉から抽出されるユーカリ油の主成分。化学的にはモノテルペン類(モノテルペノイド)に分類されるファイトケミカルである。ハッカに似た芳香をもつ無色の液体。  強い殺菌作用があり、抗ウイルスや消炎、鎮痛作用に優れている。このことから花粉症や風邪の鼻水 […]

  • 2021年7月20日
  • 2021年6月26日

赤色201号、赤色202号

 赤色201号、赤色202号とは、黄色4号、黄色5号と同じように、どちらも合成着色料(タール色素)の一種。つまるところ赤い染料である。赤色系の着色料はこれら以外にもたくさんあるが、中には安全面などの理由から、使用に制限があるものもある。赤色201号、赤色202号は共に化粧品にのみ利用が認められており […]

  • 2021年7月19日
  • 2021年6月26日

ヒドロキシプロピルメチルセルロース

 ヒドロキシプロピルメチルセルロースとは、メチルセルロースに2-ヒドロキシプロピル基を加えた非イオン系のセルロースの誘導体(セルロースエーテル)。略称はHPMC。樹木や綿実から得られる高純度パルプを原料にしている。白色~黄白色の粉末ないし粒で、無臭または特有のにおいがわずかにある。  化粧品では製品 […]

  • 2021年7月17日
  • 2021年6月26日

調合香料

 調合香料とは、複数の香り素材を組み合わせた香料を指す。香粧用香料と食品香料に大別されるが、普通調合香料といえば香粧用香料を指す。  そもそも香料は、天然・合成どちらも単品で使用することはほとんどない。目的や用途に合わせ、少ないものでも数種、高級なものは数十種類の素材を調合するのが一般的である。   […]

  • 2021年7月16日
  • 2021年6月26日

アスコルビン酸

 アスコルビン酸とはビタミンCのこと。AsAと略記されることもある。レモンやオレンジなどの果実や野菜に多く含まれている。現在では純度の高い結晶が工業的に製造できるため、天然品から抽出することはない。  ビタミンCには、皮膚や腱、骨、血管にある繊維成分(コラーゲン)の生成に強く関わっている。また、強い […]