• 2021年8月9日
  • 2021年6月26日

ワセリン

 ワセリンとは、石油から精製される炭化水素の混合物。黄白色~微黄色で、味・におい共になし。液性のものは流動パラフィンに分類され、固形のものは固形パラフィンに分類される。 ワセリンにはいくつかの種類がある。日本薬局方は白色ワセリンと、白色ワセリンを脱色・精製した黄色ワセリンの2種が収載されている。その […]

  • 2021年8月9日
  • 2021年6月26日

ミネラルオイル

 ミネラルオイルとは、石油を蒸留し、固形パラフィンを取り除いて精製したものである。鉱物油、流動パラフィンとも呼ばれる。においのない透明な液体。主成分は炭化水素。粘度により、軽質流動パラフィンと重質流動パラフィンに分けられる。  ミネラルオイルは、安定性や油性の物質との親和性に優れ、乳化しやすく酸化し […]

  • 2021年8月8日
  • 2021年6月26日

リンゴ酸ジイソステアリル

 リンゴ酸ジイソステアリルとは、主にリンゴに含まれるリンゴ酸と、高級アルコールであるイソステアリルアルコールとの化合物(エステル)。透明の油性成分。リンゴ酸ジステアリルとも呼ばれる。  粘度が高く、もっちりとした質感があるがベタつきは少ない。肌への伸びもよく、エモリエント効果があるため皮膚の保湿・保 […]

  • 2021年8月7日
  • 2021年8月7日

アレルギーの肌対策

1.アレルギーと肌の関係 すぐに肌がかぶれてしまったり、掻きむしるほどのかゆみが出る原因は、特定のものにアレルギー反応を起こしていると考えられます。 このアレルギーを起こす物質をアレルゲンと呼び、アレルギー検査を受けて特定もできます。しかし中には「検査では反応しなかったのにアレルギー反応が出る」「ア […]

  • 2021年8月6日
  • 2021年6月26日

ヒアルロン酸

 ヒアルロン酸とは、アミノ酸の一種であるムコ多糖体。炭素、水素、酸素、窒素から構成され、分子構造もアミノ酸と同じ。国際命名法ではヒアルロナンとされている。  その製造には2通りあり、1つは動物性の、多くは鶏のトサカの部位から抽出するものと、もう1つは乳酸菌、連鎖球菌バイオ製造によって作られるもの。近 […]

  • 2021年8月5日
  • 2021年6月26日

カラギーナン

 カラギーナンとは、スギノリやツノマタなどの紅藻類から抽出・精製された多糖類である。白色~淡黄色褐色の粉末で、味・におい共になし。カラゲナン、カラゲニンとも呼ばれ、アイリッシュモスエキスとの別名もある。  水によく溶け、特有の粘性があるのが特徴。保湿効果も備えており、肌にしなやかなハリを与える効果が […]

  • 2021年8月4日
  • 2021年6月26日

BTC

 BTCとは、塩化ベンゼトニウムの略称。殺菌消毒成分の一種である。緑~濃緑色の液体。一般細菌や真菌類への抗菌作用はあるが、結核菌やウィルスに対しては効果がない。  用途はもちろん殺菌・消毒であり、口腔内でのそれを目的にうがい薬や口腔咽喉薬などに配合されたり、抜歯後の消毒に用いられている。その他には外 […]

  • 2021年8月2日
  • 2021年8月6日

ジステアリン酸グリコール

 ジステアリン酸グリコールとは合成界面活性剤の一種。エチレングリコール(アルコール)とステアリン酸(脂肪酸)から作られる。別名ジステアリン酸エチレングリコール。白色~微黄色の粉末や粒、塊でわずかに特有のにおいがある。  リンゴ酸やクエン酸と同様、フルーツ酸に区分される成分で、肌の奥にあるコラーゲン、 […]

  • 2021年8月1日
  • 2021年6月26日

液状ラノリン

 液状ラノリンとは、ラノリンと呼ばれる成分(羊毛からウールに仕上げる際に副産物として取れる羊脂)から固形物質を取り除き、液状物質だけを抽出したもの。淡黄褐色の粘りのある液体。  人間の皮脂に近い成分であることから皮膚との馴染みもよく、また浸透性も高い。さらに水分保持力にも優れ、肌の保湿に大きな効果を […]

  • 2021年7月30日
  • 2021年6月26日

酸化チタン

 酸化チタンとは、酸素とチタンとの化合物。イルメナイト鉱やチタンスラグを化学処理することで製造される。白色の細かな粉末で、味やにおいはない。  酸化亜鉛を凌ぐ被膜作用、紫外線遮断効果があり、光の屈折力や被覆力、着色力も高い。このため白色顔料や、ファンデーション、日焼け止めなどに多く利用されている。特 […]