• 2021年6月30日
  • 2021年6月17日

ジメチコン

 ジメチコンは、メチルポリシロキサンとも呼ばれる、シリコンオイルの一種である。無色透明の液体で、撥水性を持つ。水や汗による化粧崩れの防止や髪のコーティングを目的として、ケイ素などを骨格として合成されており、乳液や美容液、ファンデーション、シャンプー、コンディショナーなどの商品に含まれている。  ジメ […]

  • 2021年6月29日
  • 2021年6月17日

脂肪酸、牛脂脂肪酸、ヤシ脂肪酸

 脂肪酸とは、動植物に含まれる脂質の大部分を占めている栄養素である。脂肪を加水分解することで得られる。もちろん人間の体内にも含まれており、人体のエネルギー源として細胞や血管などの構成に役立っている。 この脂肪酸は、洗浄力の要として石鹸やシャンプーなどにも含まれている。特に代表的なものが牛脂脂肪酸とヤ […]

  • 2021年6月28日
  • 2021年6月17日

石鹸素地、カリ石鹸素地

 石鹸素地とは、脂肪酸のナトリウムのことで、石鹸などを作るときに使用される原材料となる。この脂肪酸のナトリウムは、牛脂やオリーブオイル、パームオイルなどの動植物の油脂と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を合わせ、鹸化することにより作られる。  一方、カリ石鹸素地とは、脂肪酸カリウムを指し、石鹸などをつく […]

  • 2021年6月26日
  • 2021年6月26日

チオグリコール酸塩類

 チオグリコール酸塩類とは、パーマネントウェーブ用第1剤に配合される主成分。チオグリコール酸をアンモニアなどのアルカリで中和し、塩としたもの。チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸モノエタノールアミンがこれに該当する。どちらも刺激臭のある無色透明の液体。チオグリコール酸のパーマ剤以外の用途で […]

  • 2021年6月26日
  • 2021年6月17日

システイン、システアミン

 システイン、システアミンとは、どちらもパーマネントウェーブ用第1剤に配合される還元剤の一種。このうちシステインはL-システイン、L-システイン塩酸塩、DL-システインなどいくつかの種類がある。システインが医薬部外品であるのに対し、システアミンは化粧品に分類される。  どちらもSH-基をもち、還元作 […]

  • 2021年6月26日
  • 2021年6月26日

カンゾウエキス

 カンゾウエキスとは、マメ科の植物であるカンゾウ(甘草)や、その同属植物の根、茎から抽出される成分。褐色〜黒褐色の粘性のエキスで特有のにおいと甘味がある。  消炎効果や抗アレルギー作用があるグリチルリチン酸をはじめ、テルペノイドやフラボノイド、アミノ酸、糖類、グラブラポリフェノールなど多くの有効成分 […]

  • 2021年6月25日
  • 2021年6月17日

パラフェニレンジアミン

 パラフェニレンジアミンとは、白髪染め、ヘアカラー、ヘアダイなどの酸化染毛剤の原料となる代表的な成分。ジアミノベンゼン、パラミン、p-ジアミノベンゼンとも呼ばれ、PPDとの略号もある。アミノ基の相対的位置によってo-、m-、p-の3種の異性体があり、結晶体の色や水、アルコールなどへの溶けやすさが、そ […]

  • 2021年6月25日
  • 2021年6月17日

トルエン

 トルエンとは、トルオール、メチルベンゼンとも呼ばれる、芳香族炭化水素の一種。特有のにおいがある無色の液体で、可燃性がある。石炭のガス軽油やタール軽油から得られるが、石油化学工業では石油留分から製造されている。  単体での用途は溶剤やガソリン配合剤としてだが、酸化や塩素化をすることで染料の原料になっ […]

  • 2021年6月24日
  • 2021年6月17日

亜硫酸ナトリウム

 亜硫酸ナトリウムとは、亜硫酸のナトリウム塩のこと。亜硫酸ソーダとの別名もある。工業的には硫化鉱や硫黄の燃焼時に生じる二酸化硫黄を、炭酸ナトリウムないし水酸化ナトリウム水溶液に吸収させて作られる。  性質はアルカリ性で、水によく溶けるがアルコールには溶けない。その他、強い還元作用があることが特徴であ […]

  • 2021年6月23日
  • 2021年6月17日

ローズマリーエキス

 ローズマリーは地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑低木ある。ローズマリーの花や葉から抽出した芳香性の強いエキスがローズマリーエキスであり、中国では迷迭香(めいてっこう)と呼ばれ、古くから頭痛薬として用いられている。  成分としては、精油、フラボノイド、タンニン、ロズマリン酸を含み、抗菌性、抗酸 […]